4月は入学式、入社式など新生活がスタートする節目の月です。清らかで生き生きと、明るい空気に満ちる卯月、6年前のこの月に、熊本は大地震に見舞われました。その年に入学した小学生もこのコロナ禍の中で卒業。
遊びの中で色々学ぶという経験が少なかった子どもたちが、この先、想像力そして創造力を培い育んで行ける環境であって欲しいと切に願います。
4月定例会合 4月20日(水)
4月の定例会合は、久しぶりの対面での例会です。マスク越しの笑顔も一層輝いて見えます。
今日の例会では、会員皆がずっと心待ちにしておりました
牧 勝美氏をお迎えして「社会ボランティア賞」クラブ表彰を行います。
更に、毎年恒例の被災地支援バザーを対面手渡しで行うという嬉しい例会となりました。
「社会ボランティア賞」クラブ表彰式
~牧氏のご紹介~
ソロプチミスト日本財団顕彰事業、「社会ボランティア賞」への本会からの推薦者、牧 勝美様
牧氏は現在102歳です。38年前の退職を機に、先輩音訳ボランティアである奥様に誘われ奉仕活動を始められました。以来1,179冊の音訳をされ、今後も継続される意欲を持っておられます。
64歳当時の会社役員の頃は、同級生の中で一番老けていると言われていたそうです。それが今では、このように人一倍お若く音訳活動に励んでおられます。
女性の活動者が多く、読み手の少ない科学、哲学等いわゆる硬い内容を進んで選ばれて、希望者から大変喜ばれています。パソコンや読む本等すべて自費です。近頃は近くに本屋さんが無くなり、本の購入に難儀されているそうです。
「『世のため、人のために働くことで脳から活性化ホルモンが出て健康が保てる』ことが医学的に証明された記事を読んだ事がある。そうだと実感している」とおっしゃっています。現在も尚元気で活動されている秘訣は、とおたずねしました。「奉仕と感謝の気持ちでの生活」と即答されました。
ソロプチミスト日本財団委員会
野尻会長より賞状をお渡しします
熊日記者さんからの依頼で、もう一枚撮影
理事会及び、ソロプチミスト日本財団メンバー
卓話
102歳…背すじはピンと、よどむことなくお話されます
「元気だから、朗読しているのではなく、朗読しているから元気でいられる」
「人間は死ぬまで社会奉仕すべき、その為には勉強することです」と言われる牧氏。
キーワードは「奉仕と感謝」
『牧氏の生き方に学び、「奉仕をさせて頂いている」感謝の心で長寿にあやかりたいと思います。』
出田会員が書かれた一文ですが、これが今日の卓話の感想を全て言い表していると思います。
…後日、ご丁寧なお礼状頂きましたことを書き添えさせて頂きます。
被災地支援バザー
地震、豪雨と未曾有の災害に見舞われた東日本・阿蘇、宇城地方・人吉地方の特産品などの販売を行いました。
これは、東日本大震災以来ずっと継続しているものです。
財務委員会のみなさまが、時には当地に赴き、お話を伺い、バザーの品物を選ぶという会員には計り知れない努力の賜物でもあります。
さてさて、今回はどんな美味しいものが頂けるのでしょうか…
美味しいもの頂いて地区の皆様のお役にたてるのなら、これ程嬉しいことはありません。
海の幸・山の幸・お菓子等々、各地の選りすぐり 全部で、12種類もある中の、ほんの一部です♪
途絶えることなく、ずっと続いているこの被災地支援です。
継続こそ力なり。
国際ソロプチミストアメリカ日本南リジョン第36回リジョン大会
2022年4月24日(水)13:00~4月25日(月)12:00まで、福岡市のヒルトンシーホーク ホテル&リゾートにて、SI宗像クラブのサポーティングにより、3年ぶりに南リジョン大会が対面にて開催されました。
活動自粛の3年間に区切りをつけ「女性と女児のため」各クラブが地道に続けている取り組みを通して、絆を共有し、更に「きらめく未来に繋がる道」への新たな一歩を踏み出していきたいものです。
4月24日 開会式、表彰式などの議事日程の後 南リジョンの夕べで、一日目の締めくくり
リジョン大会看板前で、全員集合!
「夢を生きる賞」 Live Your Dream 表彰式
1972年、家族の主な経済的扶養責任を負っている女性が、雇用機会と生活を向上させるのに必要な技術訓錬や教育を得ることを目的として創設されたこの賞で、さくら推薦の岩﨑瞳さんが、日本南リジョン賞を受賞され、登壇し晴れやかなお顔で、表彰を受けられました。
大会開始前に会長よりクラブ表彰をお渡し
壇上での表彰の後、少し微笑みも
お母さんの頑張りを一番近くで見ているお嬢さんの未来はきっと素晴らしいと…
4月25日 記念講演:田瀬和夫氏 SDGパートナーズ有限会社代表取締役CEO ~輝く未来を共に築くために~
SI熊本-さくらの出席者:12名、オンライン参加者:5名